マリンバコンサート・・・スイスからこんにちは

平成21年8月7日 日光院においてマリンバコンサートが開催されました。

沢山の方にお越しいただき有難うございました!

マリンバ演奏:チキTchiki デュオDuo

♪チキ・デュオは、スイス・ローザンヌ在住の
Jacques(ジャック)とNicolas(ニコラス)のデュオ。

現在、国際的はキャリアを積んでいる彼らが、2008年に養父市
にある日光院を訪れた際に、非常に感動し、今回、お寺にてコンサートを行いました。
その時の強い印象から作曲した「FUDO(不動)」も、映像で披露されました。  

彼らの友人と合わせて5人の演奏です。

約80人の来場で熱気でエアコン全開

二人の演奏に皆聞き入っていました。

約50分ほど演奏して頂いたあと、しばし休憩。

彼女らの演奏も素晴らしかったです。子供たちも沢山来ていたので急遽お願いしたにも関わらず、とっても楽しそうにジブリの「おさんぽ」を演奏してくれました。

最後は4人の演奏でしたが、あまりの感動に、写真を撮るのを忘れました・・・・ 
本当にすばらしい時間を頂き有難うございました。 
次回も開催してほしい、感動した、との多くの声を頂き、できればまた企画したいと思います。  

感謝! 

2007年来日時のコンサート

http://www.tchikiduo.com/

http://www.myspace.com/tchikiduo  


『不動』(2008年5月)を作曲するにあたり  

2007年、チキデュオは、パーカッション(打楽器)の新しいコンサートプログラムを創作しはじめました。新しいプログラムのアイデアは、マリンバや打楽器のための音楽やアレンジされた曲と共にチキデュオ自身のストーリーを伝えることでした。

プログラムの始めには、チキデュオが出会った当時のことと学んだことを、第2番目の部分では、より深く音楽を学ぶ励みとなる3番目の打楽器奏者に出会ったことをプログラムに載せました。  

第2番目の終わりには、新しく作曲した三重奏の曲を用意しました。それは、現存する曲のなかに私たちが演奏したいと思うような作品がなかったからです。お互いの目で合図をしないで、高い次元のエネルギーを心だけで奏でたかったのです。この点に重点を置き、楽器を選びました。(二人で共有する大太鼓、ドゥンドゥンと呼ばれる3つのアフリカンドラムを一列に並べて配置。)  

この曲を書こうとしたのが、2007年の年末でしたが、そのとき、そのエネルギーを持つことができませんでした。幸運にも、2008年1月に日本を初めて訪れる機会をマリンバを通して出会った友人から得ることができました。日本での滞在時に、八鹿にある日光院を訪れるチャンスをいただき、暖かい歓迎を受けました。その体験にとても感動し、副住職より、護摩を経験させて頂き、「不動」について学び、感じたことで、自然な人間の行動となって、魂のなかに、どのように作曲するかアイデアが浮かびました。  

私たちがたくさんの素晴らしい日本の思い出と共にスイスに帰ったとき、私は、まだ心に「不動」に対する特別な強い思いがあるのを感じていました。この強いエネルギーが衝動となって、私にこの「不動」の作品を書かせました。
そして、タイトルは、自然と「Fudo(不動)」と名づけることにしました。  

最後に、日光院の皆さん、打楽器の友人アレックス、日本のマリンバの友人3名に感謝の意を表したいと思います。                

チキデュオ (ニコラス・ジャクエス)