阪神淡路大震災 追悼法要

平成17年1月17日

阪神淡路大震災 10年
「1.17希望の灯り」

平成7年1月17日午前5時46分、あの大震災が起こりました。
その震災によって6566人の尊い命が奪われました。 

今年はあの震災から10年目を迎えます。日光院にとりましても、
忘れがたい出来事がありました。光裕上人は、金剛峰寺に勤務していましたが、
地震発生と同時に神戸に駆けつけました。約半年間、神戸に留まり復興のために
力を注ぎました。その年の冬、光裕上人は四国八十八箇所を巡礼しました。きっと
被災された方の冥福と復興をいのる巡礼だったに違いありません。翌年、光裕上人
が旅立った後、共にボランティアをしておられた彫刻家の岡倉石朋先生が、
その光裕上人の姿を「お助け地蔵」として刻んでくださいました。

その光裕上人を偲びながらお助け地蔵の前広場で、震災で亡くなられた
多くの方々の追悼法要を行いたいと思います。17日の地震発生時刻の
午前5時46分に合わせて、お助け地蔵さまの前で「1・17」の文字に火を灯し、
被災者のご冥福と復興を、そして・・・
生きつづけるいのちの未来のために、みなさまと共にお祈りしたいと思います。

日時  平成17年1月17日 午前5時46分~
黙祷 その後、般若心経をお唱えします。
一日中、いつでもおにぎり、豚汁を用意しております。

場所  日光院 お助け地蔵前広場、妙見閣にて 

おにぎりと、豚汁の炊き出しをします。出来るだけ多くの方と一緒に
追悼できれば有難くおもいます。おにぎり、豚汁は17日中、妙見閣に用意して
おりますので、お時間ができましたら是非、足を運んでいただきたいと思います。

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